概要と特長

宇宙資源利活用ISRUに2つの目的があります。1つは、地球から宇宙への輸送コストが非常に高いため、地球から持ち出す質量を最小限するための施策が必要です。例えば、月面であれば、月面で利用する建設資材を、月面の資源を利活用することです。月面建設を実現可能なコストに抑えるためには、見逃せないポイントになります。もう一つは、惑星、小惑星に潜む貴重な金属を利活用することです。すでに探査機を送り込み、サンプルを持ち帰る事例もありますが、殆どの惑星、小惑星に潜む資源の存在が調査できていません。多くの惑星、小惑星に潜む資源の調査をすることは、ビジネスの視点でも非常に興味があります。そのため、見つける、持ち帰る、利用するということを実現するための開発をしたいと考えています。この構想を実現することを発案すること、実証事件をすること、そしてビジネス化をすることを計画します。この考え方に興味がある方々を募集します。おそらく、実現性がみえてくるとゴールドラッシュのようことになるのではないかと想像しています。

FEATURE01
月面のレゴリスを利活用した建材の開発
FEATURE01
地上における建材のための土石のリサイクル活用
FEATURE01
惑星、小惑星に潜む貴重な資源を利活用

月面のレゴリスを利活用した建材の開発

月面におけるプラントなどの建築物には、おおくの建材が必要となることが予想されています。その総質量は、数十トンとも言われおり、そのすべてを地球から持ち出すことは、輸送コストを試算すると、現実的ではありません。

そこで、極力、月面にある資源で建材をつくることが期待されています。我々は、株式会社fubulaが構想している月面にある二酸化ケイ素を結合剤とした建材の実現を目指します。この構想を実現する製造メーカを探していますが、宇宙事業への参入を目指す企業の参画を期待しています。この開発計画の立案をしていきますが、宇宙関係の機関、あるいは、参画企業との共同作業の支援を考えています。

地上における建材のための土石のリサイクル活用

一般に、コンクリートに必要な砂利などが、枯渇するといわれています。これを補うために、掘削の廃材を利活用した建材を構想しています。この掘削からの廃材は、地産地消という考えから、建設現場により近いものを利用できる方法を提案しています。この構想に賛同されるメーカの参画を期待しています。このように開発された製品には、商標をつけることで、各地の同様な考えをもつ同士で、ESGsにも通じる環境課題に取り組むことを考えたいと思います。

惑星、小惑星に潜む貴重な資源を利活用

2023年10月13日、「プシケ(16 Psyche)」と呼ばれる小惑星を探査するため、無人探査機「サイキ(Psyche)」が打ち上げられた。プシケに含まれる金属は、地球上では1000京ドル(約14垓円)の価値があると考えられています。太陽系には、無数の小惑星があり、このように貴重な金属を含んでいる可能性がある小惑星が多くあることが期待されています。日本でも、探査衛星を複数軌道以上に配置をしておいて、数週間以内に探査活動が可能とする構想を打ち上げているニュースペースの企業があります。また、小惑星を採取してくるプロジェクトを検討している企業もあります。小惑星を利活用できる時代が、もうすぐ、そこまで来ています。もし、小惑星の資源が、大きなマーケットになる可能性があるとしたら、宇宙事業という枠を飛び越えたものになるのではないでしょうか?いち早く、この可能性を追求できることを期待しています。この可能性を共に考え、行動できる企業・人を出現に期待をしています。

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